VAGABOND 第8回
Cacaoカカオ
アオイ科の常緑樹で学名のTheobromaはギリシャ語で「神(theos)の食べ物(broma)」を意味します。食用、薬用、またコロンブスによると貨幣としても用いられていたそうです。15~30cmのカカオポッドと呼ばれる果実の中には20〜60個ほどの種子があり、これがカカオ豆(cacaobeans)となります。収穫された果実は果皮を除いて一週間ほど発酵。取り出されたカカオ豆は、ココアやチョコレートの原料とされます。西アフリカや東南アジア、中米〜中南米が産地ですが日本では沖縄、小笠原諸島でも栽培されています。またチョコレート消費ランキングのトップクラスに入る石川県では、2021年より加賀市と東大、民間企業との共創で、温泉の廃熱を活用した『カカオの森づくり』の研究が進められています。
かなざわさんぽ
兼六園の梅林
兼六園には全国の名梅を集めて造成された梅林があり、例年2月になると紅白の花が美しく咲き誇ります。1969年に明治百年記念事業として、北野天満宮、太宰府や湯島天神、水戸偕楽園などの協力により約20種200本の梅が植栽されました。見頃は2月上旬~3月下旬。梅林全体が上品な香りに包まれます。梅林奧にある時雨亭ではお抹茶や上生菓子を頂くこともできます。
お菓子と絵本
「ふたりは いつも」(アーノルド・ローベル 作 三木卓 訳 文化出版局 1977年)
親友同士のかえるくんとがまくんが繰り広げる5つの愛おしいお話が詰まった一冊。「そこのかどまで」は春がくる喜びを感じるかわいらしいお話。そして「アイスクリーム」は意外な展開に思わず笑いが込み上げるユーモアあふれるお話。木陰でチョコレートアイスクリームを食べるふたりがとっても幸せそうで、あたたかな気持ちなります。
チョコとクリームチーズのバゲットサンド Chocolate & creamcheese baguette sandwich
芳醇なチョコの甘味と爽やかなクリームチーズで大満足の一品。挟むだけの簡単レシピです。
プチバゲット | 1/2個 |
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クリームチーズ | 30g |
板チョコ | 30g |
- バゲットは端を少しつけたまま水平に切り目を入れる。
- クリームチーズを挟む。
- 好みのサイズに割った板チョコを挟んでできあがり。
Rinto POP UP SHOP
金沢駅内のショッピング施設、金沢百番街「Rinto」正面エントランスにてただいま期間限定ショップを出店中!好評につき2月14日まで期間延長いたします。金沢駅にお立ち寄りの際はぜひお立ち寄りください。