Mimosa dayミモザの日
ミモザの日レポート
2/26,27,28柑橘とミモザの日
冬晴れのせせらぎ通りは、まだ少し寒いけど、黄色いミモザは今年も春が来ることを教えてくれる。今年で3回目の開催となるミモザの日のイベント。道ゆく人たちは、自分のお家へ、大切な人へ、ミモザを手にしています。オヨヨ書林へ1歩足を踏み入れると、見たことないくらいいっぱいの柑橘!名前と味の特徴を教えてもらいながら、好みの柑橘をカゴ入れて測りに乗せます。少しのオーバーはおまけしてくれました。
その足で反対側の入り口に入ると、今度は視界いっぱいのミモザ。
空間にうっとりしつつ、こちらも好みの1本を選ぶ。同じミモザでも1つ1つ顔があるみたいに表情が違います。柑橘とミモザを両手に持ちながら路地裏を通り、次に向かうのはすみれハウスです。
扉を引くと、思わず声が漏れました。柑橘とミモザで彩られたインスタレーションは圧巻です。
ミモザの日限定のコースメニュー。スープはキプロス島の家庭料理のコトスパ・アヴゴレノモ、卵とレモンのスープ。ぶわっと香るレモンと後から優しく包むような卵のミルキーさは今までに食べたことのない味の組み合わせ!レモンの酸味で食欲がぐんぐんそそられます。
デザートはレモンの葉っぱのドーナツとアールグレーティー。まるでレモン畑に飛び込んだような香り。
モーニングを食べ終わり、長町からせせらぎ通りを少し散歩。よく通る道なはずなのに、今日はなんだかキラキラして見えます。
ひらみぱんに戻ってきました。MINAMOさんが手がける内装にはいつも心を踊らされますが、ミモザの季節は特に楽しみにしています。黄色に包まれた美しさは、非現実的な空間に思えます。
ひらみぱんのミモザの日限定ランチ。タスマニア産サーモンマリネと春野菜のサラダ
鴨のコンフィ
久しぶりのアンティームには、壁一面の大きい本棚が。ミモザで囲まれた空間は、いつもの慌ただしい日常を忘れさせてくれます。
因島banjoh-yaさんのレモンを使ったタルトシトロン。後ろはオヨヨ書林さんセレクトの黄色い本。
今年は、前回よりも小規模の開催でしたが、いつものせせらぎで、いつもから少し抜け出した時間を味わえました。また来年の春に。
紹介
オヨヨ書林 せせらぎ通り店
石川県金沢市長町1−6−11
13:00~19:00 月曜定休
eden
長町1−4−34 すみれハウス3
9:00~15:00 火・水曜定休
ひらみぱん
長町1−6−1
8:00~17:00 月曜定休
INTIME
高岡町18−3
*現在は不定期営業
MINAMO
花人、藤木卓さんが営むオートクチュールの花屋さん。ブーケやアレンジメントの制作から店舗への生け込み、出張教室など、花に関する様々な活動を行う。
富山県中野新町1−3−21階南側
090-9767-5176
編集 | 川端うの |
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撮影 | 太田 桃子 |